奥秩父大洞川桂谷遡行本流下降

 7月の2・3日で奥秩父の大洞川支流、荒沢谷の桂谷を遡行して荒沢谷本流を下降しました。私の所属する山岳会の新人の練習です。

 荒沢谷は、何回か行っていて(釣り屋さんも結構入っていたので)杣道・巻き道もしっかりしていたのをおぼえていました。

 雲取林道は以前は荒沢谷出会いの荒沢橋まで車で入れたのですが、今はサメ沢の先でゲートが閉まっているため一時間以上のアルバイトを強いられる。

 荒沢谷に入り桂谷までは、杣道を行く。

 初日は、1380m辺りで幕にしました。

 

 翌日は7:00頃出発して沢を詰め、8:30芋の木ドッケ付近の登山道、9:30雲取山荘と順調に進み北雲沢から下降。

 何回か簡単な懸垂を交えながら、オオカミ沢との合流点まで下降するが、この先の「通らず」を巻くルートがはっきりしない。意を決意しで突っ込む。最後の「井戸淵」を懸垂下降

から泳ぎでこえ、なんとか突破。新人君には、いい練習になりました。(しかし、疲れました)

 全体に前に歩いた時はしっかりとしていた杣道・巻き道が、くずれたりしてわかりにくくなっていました。

 林道が通行止めになり、釣り人の少なくなり歩く人が居なくなると、道は自然に戻っていくのですね。