残雪の至仏山

 今年の連休の前半は至仏山に登り、尾瀬を散策しました。

 尾瀬からは逆さ至仏山が見れました。  

 鳩待峠から至仏山に登ります。

峠に駐車場がありますが、この時期は明け方なら空いていますが、まず満車。戸倉の駐車場に止めバスに乗ってくるのが無難です。

 ここから雪の登山道?踏み後?を登っていきます。スキーヤー3・スノーボーダー3・登山者4くらいの割合でしょうか。また登山者の半分以上がヒップソリをもっていました。

 山頂から北側には、去年のGWに歩いた丹後山から平が岳、そこから尾瀬に降りた大白沢山の稜線が見えます。

 利根川源流を馬蹄形に囲む白毛門から至仏山に続く尾根は、登山道も無く積雪期限定(無雪期でも良いのですが、藪で歩けません)素晴らしいルートです。この上越国境・奥只見はこの時期を楽しみにしているマニアも多いのです。

 山頂から東斜面を一気に尾瀬ヶ原むけ下降します。

 このルートは植生保護の為5月7日から6月30日まで閉鎖されます。7月1日からは、上り専用となります。

 燧ケ岳を正面に見ながら、尾瀬ヶ原に下れるのは、林道が冬季閉鎖から開いた日から(今年は4月24日)から5月6日までの期間限定なのです。

 今年は雪が少なく尾瀬ヶ原の真ん中に雪は有りません。

 以前、景鶴山に登った時はスノーシューでここをヨッピ橋まで一直線に横断したのですが。

 水芭蕉もあちらこちらに顔を出し、咲き始めています。例年5月の中旬頃咲き始めるのですが、半月以上早いですね。

 竜宮小屋の方の話ですと、雪の量は去年と変わらなかったそうですが、3月から暖かい日が続き、雪解けが早かったそうです。