乗鞍岳春山

 連休後半は天気が悪く、5日~6日で行ける所を考えました。

 北アルプス北部から東北方面は5日も雨が残りそうなので外し、人が入っていない山は前日雪だとラッセル?などと考え、結論は・・・

4日は太刀岡山でクライミングをし、5日~6日で乗鞍岳にいくことにしました。

 お昼頃登り始める予定で家を出ました。乗鞍エコーラインの三本滝駐車場に13:20に到着。ここで予定を変更。テント泊のつもりでしたが、位ヶ原山荘に素泊まりすることにしました。テント・シュラフ・スコップなど幕営用具を車に残し出発しました。

 スキー場を登って行きます。最初は雪が在りませんでしたが、標高2000mを少し超えたあたりから雪山になりました。

  スキーコースを登って行きましたが、標高2300を過ぎた辺りから位ヶ原山荘を目指して樹林帯に突入、急斜面を登りました。

  ルートファインディングがピタリと当たり、小屋から南側の除雪中のエコーラインに出ました。

  道の両側には2m〜3mの雪の壁!

 位ヶ原山荘に泊まった翌日乗鞍山頂に向かいます。

 写真の左側の樹林帯の中を登って行きます。

 真ん中の斜面は、ルンゼの上部になる為積雪によっては雪崩の危険があります。

 急登を登りきると、広いなだらかな斜面になります。方向的には肩の小屋の左を目指し、朝日岳の斜面を登ります。

 の辺りはガスるとホワイトアウトが心配です。

 

 

 朝日岳・蚕玉岳を過ぎ、いよいよ最後の剣ヶ峰を登ります。

 位ヶ原山荘から2時間位でした。

 小屋に泊まったおかげで、一番のバスがつく前に登り始めたため、混雑も無くのんびりできます。

 

 

 下りは蚕玉岳まで戻り斜面を少しトラバースして、一直線に小屋目指して下降します。

  バスが着いたらしく、下からはアリ行列のように登山者の登ってきます。

 登って来る時硬かった雪面も緩くなり、快適に下降出来ます。30分位でおりてしまい、スキーで降りる人とそんなに変わりませんでした。